スキヤキ

 タイ人二人によるスキヤキソング、いわゆる「上を向いて歩こう」ですね。しっかり日本語で歌っております。違和感無く聞けますので、頑張って歌ってると思います。そして映像。明らかに外国人が作った「日本風イメージビデオ」です。タイ人から見た昔の日本のイメージは、こんな感じなんでしょう。それでも、この映像くらいなら「頑張ったで賞」をあげてもいいんじゃないでしょうかね。

強すぎ

 長谷川穂積、何ですか1RTKOって。今回は指名試合で、最強の挑戦者じゃなかったの?「指名試合の相手がかなり強いから」ということで、前回の防衛戦もわざわざサウスポーを選んだはず。それが、こんなあっさりと勝っちゃって。前回も2Rで終わって「もうちょっとやりたかった」くらいの感じだったのに、それより短いなんてねぇ。いやあ、ほんと強いですね。ウィラポンを返り討ちにしたときに、完全に日本のエースだと思ったんですが、それから更に進化をし続けているんですから。死角らしい死角が全く見えない事が怖いくらいです。本人の以前からの夢であるラスベガスで早く試合をさせてあげたいですね。これだけパワーアップしてるんですから、ラスベガスでも十分に稼げますよ。

 さて、粟生。ついにチャンピオンですね。あの某兄弟があっさりとベルトを取ってしまった事から考えますと、粟生はキャリアも実力もはるかに上、しかも日テレがかなり強力に推していましたから、いつかは取れるんだろうとは思っていましたが。前回、ダウンを奪いながらも判定で負けてしまったことが、結果的に粟生にとってもよかったんでしょう。日テレが大事に大事に育ててきた甲斐があったという事で。その期待にしっかり応えた粟生も、言うまでも無く凄いんですけどね。

力負け

 「力負け」なんて表現を使うなんて思ってなかったんですが、こうしか言えないですよね。先制されて、追加点を取られ、ダメ押しのホームランを打たれる。攻撃陣も見るべき点はなく。あからさまなミスが続いてとかならまだしも、そうじゃないんですもん。でも、オリンピックの時と違って、こちらの人もこの結果は覚悟してた部分はあったんじゃないですかね。こちらのスポーツくじがあるんですが、この試合は一時期「中国勝ち」の方がオッズ低かったですもん。テレビでスポーツくじの予想やってる人も、3人中2人が中国勝ちに。口では「中華隊加油!」とか言いながら、実際にお金を賭けるとなると本音が出ちゃいますからね。まあね、北京でベストといえるようなメンバーで戦って負けたくせに、さらに数段戦力を落としたメンバーで勝てると思ってる時点で間違いなんですよね。本当にこちらの球界はどうなってしまうんですかね。